黒部峡谷鉄道

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黒部峡谷鉄道

 
  


             

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  黒部峡谷鉄道は宇奈月から欅平を結ぶ20キロほどの観光鉄道でトロッコ電車の愛称で
  有名な路線です。
  本来の黒部峡谷鉄道の使命は黒部川に関わる電源開発のために敷設された電力会社専用の
  工事資材運搬用の鉄道でした。

  黒部峡谷鉄道の全通は古く昭和12年には終点の欅平まで開通しています。
  黒部川の渓谷はその眺めの素晴らしさからトロッコ電車に便乗を希望する人も多く、
  命の保証はしませんという乗車券を求めてトロッコ電車に便乗人も多くいたそうです。
  
        
           宇奈月駅近くの新山彦橋

  その後黒部峡谷を訪ねす人の増加と地元の方々の強い要望から昭和46年に黒部峡谷鉄道
  として発足したそうです。
  私達が現在気軽に黒部峡谷の景色を楽しめるのもこのような経緯があったからかもしれません。
          
            黒部峡谷鉄道 宇奈月駅

  黒部峡谷鉄道は富山でも有名な温泉地であるトロッコ列車の発車する宇奈月駅は
  立派な駅舎のターミナルでここまでマイカーや観光バスで訪れる人も多く駅前には
  広い駐車場があります。

  駅前には土産物を売るテントやトロッコ列車の乗車記念の写真撮影をしてくれる処や、
  駅の中にも売店があり黒部峡谷鉄道のオリジナルグッズや鱒の寿しなどの土産物が
  所狭しと並んでいます。

  宇奈月駅周辺にもセレネ美術館や、黒部川電気記念館があり黒部川の電源開発の
  歴史がわかります。

    
      セレナ美術館                        黒部電気記念館前

  また宇奈月温泉は収容人数4000名を誇り富山県唯一の大温泉郷だそうで
  温泉街には足湯が2か所有るので訪ねるのも良いでしょう。
             
                   温泉街の足湯

  トロッコ列車は改札を入り階段を降りたホームから発車します。
  トロッコ電車は線路の幅が762mmと狭く新幹線の1435mmと比べたら半分ほどしかありません。
  トロッコ電車の客車は3種類で窓のないオープンタイプの普通車と窓付きの特別車、
  窓付き座席の転換できるリラックス車、天井がガラス張りのパノラマ車があります。
  行きと帰りで乗り比べるのもいいでしょう。
    
     オープンタイプ 普通車               窓付き 特別車

  機関車2両とオープン客車や特別車を13両も繋いだトロッコ電車は終点の欅平までに
  トンネルが41、鉄橋を21回渡り黒部川のV字谷に沿って進んでゆきます。

  トンネルには掘削したままの岩盤がむき出しのトンネルがあり黒部峡谷の
  自然の厳しさが感じとれます。
  黒部川開発の歴史は電源開発の歴史というのが見てわかるかののように
  新柳河原発電所を始め沿線のは幾つかの発電所を見ることができます。

  一般の乗客が乗降できる駅は黒薙と釣鐘で黒薙駅の近くにある黒薙温泉が
  宇奈月温泉の源泉でここから7キロのパイプラインで宇奈月温泉に源泉をひいています。

        
               黒薙駅

  温泉のパイプラインはトロッコ電車から対岸に見ることができます。
  黒薙駅をで最初にわたる鉄橋が黒薙川に架かる後曳橋で沿線で峻嶮な谷に架り
  高さ60M長さ64Mの橋です。
  かつての入山者があまりの谷の深さに後ろに引き下がったことから後曳橋と
  呼ばれるようになったそうです。

  トロッコ電車はさらに黒部川の渓谷に沿って進みます。
  トロッコ電車の脇に冬季歩道も見られるようになります。黒部峡谷鉄道は観光鉄道のほかに
  黒部川に関わる電力設備のために資材を運搬する重要な役目があり、
  一日に7往復の関西電力の専用列車も運転されてます。しかしながら冬季は
  トロッコ電車が運休してしまうためにその電源設備の保守や資材の運搬のために
  冬季歩道を使って人力で向かうそうです。

        
           線路脇にある冬期歩道トンネル

  出六峰やねずみ返しの岩壁を見ながら進み、シーズンには紅葉の名所として知られる
  錦繍関を過ぎると釣鐘駅に着きます。釣鐘駅近くには河原に湧き出る温泉がある釣鐘温泉や
  夏でも溶けない万年雪を眺めることができる万年雪展望台があります。

  列車は一旦スイッチバックをして釣鐘駅を発車し、欅平を目指します。
  釣鐘駅をでて程なく万年雪を眺めることができます。トロッコ電車は黒部川に沿いながら
  終点の欅平を目指します。
  
     電車から見る黒部川

  心なしかトンネルが多くなった様な気がします。
  欅平近くのトンネルは入り口に扉が付けられ、豪雪に対する対策がされています。
  そして近くの鉄橋や線路が冬の間には外されトンネルの

  中に置かれて運転再開を待ちます。黒部の自然の厳しさが分かります。
  坂道を登り続けて欅平駅に到着します。欅平駅はV字谷にへばり付くように
  造られていて狭い構内は手前が発車ホーム、奥が到着ホームと使い分けられていました。
  欅平駅のすぐ先はトンネルで線路が先に延びていますが、一般の乗客はここまでです。
  欅平駅は黒部川と祖母谷川が合流する所に位置します。

  近くいは猿飛峡や人喰岩、そして河原展望台と足湯、欅平温泉や欅平駅から2.5Kmの所に
  祖母谷温泉などがあります。

  また、駅近くの高さ34m奥の鐘橋からの眺めも絶景です。河原におりて湯につかりながら
  黒部川の流れや、回りの景色を眺めるのもいいでしょう。 
        
  
       欅平駅近くの足湯



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